本記事でが、MX 及びMS が存在する構成において、MS でL3 ルーティングを有効にする構成について、
紹介させて頂きます。
* あくまで、一つの構成例となりますので、予めご了承ください。
// 構成 //
// 本トポロジーにおける前提 //
・MX とMS 間は、Transit VLAN (今回は、VLAN 50) で設定
・MS はL3 Routing が可能なモデル (サポートしているモデルの確認はこちらから)
・MS でDHCP Server を有効
・Client は、VLAN 100 に属する
// MX 側の設定 //
・VLAN の作成
セキュリティ&SD-WAN>アドレス&VLAN> ルーティング> サブネット> VLAN 追加
・MS と接続しているポートの設定変更
セキュリティ&SD-WAN>アドレス&VLAN> ルーティング> ポート単位のVLAN設定> 接続ポートをクリック
・スタティックルートの設定
セキュリティ&SD-WAN>アドレス&VLAN> ルーティング> スタティックルート> スタティックルートを追加
* サブネット: クライアントが属するVLAN のサブネット
ネクストホップ: MS のTransit VLAN に属するインターフェイスのIP
// MS 側の設定 //
・VLAN Interface の作成 (Transit VLAN 50)
スイッチ> ルーティング&DHCP > インターフェイスの作成
* デフォルトゲートウェイは、MX のIP に設定
Transit VLAN 作成後、自動で生成されるデフォルトルートがMX のIP になっているかを確認
・VLAN Interface の作成 (Client VLAN 100)
スイッチ> ルーティング&DHCP> インターフェイス> 追加
* VLAN 100 では、DHCP を有効にする必要がある
・クライアントが接続するポートの設定変更
スイッチ> スイッチ> 対象スイッチを選択> 任意のポートのアイコンをクリック> 設定
//参考URL//
MX and MS Basic Recommended Layer 3 Topology