本記事では、Passcode Payloadについてご紹介させていただきます。
Passcode Payloadは、MDMより管理しているデバイスに対して、ユーザ側でパスワードや、パスコードを設定する際、必要な要件を指定することが可能な機能となります。
※リモートから管理しているデバイスのパスコードやパスワードを直接設定するような機能ではありません。
設定可能なパスコード項目は以下となります。
■簡単な文字列を許可
簡単な文字列の入力を許可します。例)1111, 1234, abcdなどなど
■1つ以上の英数字の組み合わせ必須
英数字の組み合わせが必須となります。例)数字のみ1111, アルファベットのみabcdは入力不可。
■ 最小長
パスコードの長さは、指定の長さ以上である必要があります。(0~14).
■最小特殊文字数
最小特殊文字数以上の特殊文字を入力する必要があります。(0~4).
■パスコードの最大有効期間
パスコード変更要求が行われない最大有効期間を指定します。
0から730まで設定が可能となります。(1 = 1日)
■自動ロック
自動ロックがかかるまでの時間を指定します。
■パスコード入力の失敗回数制限
パスコード入力の失敗回数を指定することが可能となります。
(4~10)
iOS オプション
■デバイスロック解除後、パスコード猶予時間
デバイスロック解除後、再度パスコードを入力を行われなくても良い時間。
■パスコード履歴
再利用が不可能な以前のパスコード数( 1 ~ 50 )
■Touch ID
ユーザーにTouch ID設定の変更を許可
Androidのオプション
■仕事用プロファイルのみロックする。
-----------------------設定方法は以下をご参照くださいませ。-----------------------
システムマネージャー >> 設定 >> 該当Profileを選択
+設定を追加 >> パスコードポリシー
ご希望のパスコードポリシーを設定し、保存する。
[Systems Manager Passcode Payload]
https://documentation.meraki.com/SM/Profiles_and_Settings/Systems_Manager_Passcode_Payload