本記事ではSystem Manager で管理されているiOS 端末の名前の挙動について、紹介をさせて頂ければと存じます。
デフォルトの設定では、ダッシュボード上で表示されている名前と実際に端末側で設定されている名前は同期されないため、
ダッシュボード側または端末側で名前を変更するとそれぞれ異なる名前を持つ様な挙動となります。
しかし、Supervised として管理されているiOS 端末に限り、ダッシュボード側で設定した名前をデバイス側に同期する事が可能となります。
管理しているデバイスがSupervised となっているかどうかは、以下の箇所で確認をする事が可能となります。
システムマネージャー> 監視> デバイス> 対象の端末をクリック
Supervised で管理されている端末においては、インストールするプロファイルにおいて、
以下の項目にチェックが入っていれば、ダッシュボード側で設定した名前が端末に同期される動作になります。
Restriction (制限事項)>管理対象iOSへの制限>デバイスの機能>デバイス名をダッシュボードの設定と同期
上記項目にチェックが入っている場合、ダッシュボード上で名前を変更した場合、端末側で保持される名前は同期される挙動となります。
// ダッシュボード側 //
// 端末側 //
// 参考URL //
Configuration Settings Payload - Restrictions