MSシリーズのswitch cloning 機能について

tommatsu
Meraki Alumni (Retired)

1. はじめに

本記事では新しい機器を追加した場合や、RMAなど機器交換が発生した際に便利なMSシリーズでのswitch cloningの機能について紹介します。switch cloningを利用すると、いくつかのスイッチレベルとポートレベルの設定をソーススイッチから別のスイッチにコピーすることができます。switch cloningでは、クローン元/クローン先のスイッチが同じモデルの必要があります。

 

 

2. ダッシュボードでの設定手順について

1. ダッシュボードにてSwitch > Switches へ移動。Clone先のスイッチのチェックボックスをクリック (複数選択可)。

 

switch-cloning_1.png

 

2. "Edit" ボタンをクリックして、Clone を選択。

 

switch-cloning_2.png

3. Clone元のスイッチを選択し、Cloneボタンを押下。

 

switch-cloning_3.png

 

3. Clone対象の設定

下記設定項目がクローン先へコピーされます。

 

スイッチレベルの設定

  • STPブリッジのpriority
  • ポートミラーリング

 

ポートレベルの構成

  • ポート名
  • ポートタグ
  • インターフェイスの状態
  • スパニングツリー
  • STPガード/ BPDUガード
  • PoE
  • リンク
  • ポートスケジュール(アクセスのみ)
  • インターフェイスタイプ
  • アクセスポリシー(アクセスのみ)
  • MACホワイトリスト(アクセスのみ)
  • ホワイトリストに登録されたMAC(アクセスのみ)
  • スティッキーMACホワイトリスト(アクセスのみ)
    • ホワイトリストのサイズ制限(アクセスのみ)
  • VLAN(トランクのみ)
  • 音声VLAN(アクセスのみ)
  • 許可されたVLAN(トランクのみ)

 

 

参考元 :
https://documentation.meraki.com/MS/Other_Topics/Switch_Cloning

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