最新のFirmware を推奨する理由及び Firmware version status について

Seungmin
Meraki Employee
本記事では、最新安定版Firmwareを推奨する理由及び
Firmware version status について説明させていただきます。

 

◼︎最新Firmwareを推奨する理由

Meraki Productは潜在的な危険性及び下記の理由等により
常に最新のファームウェアのバージョンを保つことを強く推奨しております。

セキュリティーの脆弱性

セキュリティー関連の脆弱性が確認された場合、
弊社の開発側では最新のファームウェアにて優先的に修正を行います。
そのため、最新Firmwareではないバージョンの場合、
修正対応が遅れる、また、場合によっては修正されない可能性もございます。

既知及び新たに確認された事象の修正対応

弊社の開発では、既知及び新たに確認された事象に対して、
セキュリティー関連の脆弱性の対応と同様に
最新のファームウェアにて優先的に修正を行なっております。

特にソフトウェアに起因する事象の場合、
最新の安定版ファームウェアで事象の再現性を確認する必要があり、
古いファームウェアではBest effort対応となり、修正されない場合がございます。

パフォーマンス低下

Merakiでは、常にパフォーマンス向上のために
努力を重ねており、新しくリリースされたファームウェアにて
最大のパフォーマンスを発揮します。
そのため、古いファームウェアでは、予期せぬパフォーマンス低下の問題が
発生する可能性がございます。

新しい機能の利用

Merakiではユーザー様へ多様な環境及び要望に応じるために、
常に新機能の実装を行なっております。
しかし、こちらの新しい機能古いファームウェアままでは利用が不可なため、
必要に応じて、最新の安定版またはBeta版等へアップグレードをしていただく必要がございます。

 

◼︎ファームウェアのステータス

Merakiではより簡単にFirmware versionが管理できるように
Firmware versionを3つのステータスで区分しております。

Good (Green)🟢

こちらのステータスは現在のFirmware versionには特に問題がない状態で、
すぐにバージョンアップグレードの対応は不要な状態となります。

また、現時点で該当Firmwareは EFM(End of Firmware Maintenance)の見込みがない
もしくはEFMとなるまでに6ヶ月以上余裕がある場合「Good (Green)」と表示されます。

ただし、アップグレードが可能なマイナーバージョンはある場合がございますので、
リリースノートをご確認に上、必要に応じてアップグレードをご検討していただければと思います。

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Warning (Yellow)🟡

こちらのステータスは現在のFirmware versionに対して、
6ヶ月以内で、EFM(End of Firmware Maintenance)になる際に、表示されるステータスとなります。

現時点ではまだ該当ファームウェアがEFMにはなっておりませんが、
近い内(180日以内)にEFMとなるため、アップグレードが可能な最新のバージョンを確認の上、
アップデートを推奨します。

また、Warningと横に記載されている日付が該当Firmware versionがEFMとなる日付となります。

image.png

Critical (Red)🔴

こちらのステータスは現在利用中のFirmware versionが、
すでにEFMとなった際に表示されるステータスとなります。

EFM(End of Firmware Maintenance)となったFirmwareにつきましては、
セキュリティー関連の脆弱性パフォーマンス低下の恐れがございますので、
直ちにアップグレードを行っていただくことを強く、推奨いたします。

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参考URL

[Firmware Version Status]

https://documentation.meraki.com/General_Administration/Firmware_Upgrades/Managing_Firmware_Upgrades...