Catalyst向けのクラウドモニタリングは、Catalyst 9000シリーズスイッチをMerakiダッシュボードに統合して表示する機能を提供します。クラウドモニタリングによって、Catalystスイッチの統計情報、設定、およびトラブルシューティング機能を確認できます。
Catalystスイッチは、Merakiスイッチと区別するために、ダッシュボード上で「モニターのみ」とタグ付けされます。
こちらのドキュメント(英語)からクラウドモニタリングの概要をご覧ください。
以下では、【新機能を試す】ページにあるクラウドモニタリング機能についてご紹介します。
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1, クラウドモニタリング - ファームウェアアップグレード
モニタリング対象の Catalyst スイッチで IOS-XE イメージのアップグレードの実行が可能です。
アップグレードするための前提条件などの詳細は、こちらのドキュメント(英語)をご確認ください。
スイッチのアップグレードが成功するためには、フラッシュメモリに十分な空き容量があることを確認してください。
- Catalyst 9200シリーズスイッチは、少なくとも1 GBの空き容量が必要です。
- Catalyst 9300および9500シリーズスイッチは、少なくとも2.5 GBの空き容量が必要です。
「オーガナイゼーション」> 「ファーウェアアップグレード」へ移動し、「アップグレードのスケジュール設定」をご覧ください。
画像にあるように、「クラウドモニタリング」のセクションがあるため、対象のデバイスを選択し、アップグレードを設定ください。

2, クラウドモニタリング - パケットキャプチャ
すでにダッシュボードに登録されているスイッチでは、ダッシュボードからパケットキャプチャを開始し、.pcapファイルとしてダウンロードできるようになりました。
「オーガナイゼーション」> 「インテリジェントキャプチャ」へ移動し、「スイッチ」をご選択ください。
より詳しい情報は、こちらのドキュメント(英語)をご確認ください。
3, クラウドモニタリング - 設定履歴
こちらの機能では、Catalystスイッチの稼働構成の現在と過去のバージョンを表示し、変更を比較できます。
構成は初回登録時に保存され、その後の変更は自動でバージョン保存されます。変更の確認は15分ごとで、1年を過ぎると古いバージョンは削除されます。

設定履歴の変更比較は、右上にある「変更比較」を有効化してご覧ください。有効化後は、設定履歴の変更日時を選択して比較することが可能です。

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【新機能を試す】のページから機能を有効化していただくと、その機能の活用を開始できますので、ぜひご確認ください。
