再度のご投稿有難うございます。回答が長文になりました。すみません、ご了承ください。
【ご回答6】
まずは、1つのユーザーアカウント内では、最大4つのSSIDを設定することが出来ます。
ここからは、事例ちっくAppの画面でご説明/ご回答します。
私の環境は「GR10(本社事務所Wi-Fi)」が1台、「GR60(本社テラスWi-Fi)」が1台、同じユーザアカウントで運用しています。<図⑥ー1>
そのユーザアカウントで、SSIDを2つ設定していて、1つは、事務業務用で、”Cisco Meraki Go Wi-Fi” もう1つは、店舗用で、”Cisco Meraki Go SHOP” になります。<図⑥ー2>
この2つのSSIDは同じユーザアカウントに登録されている「GR10(本社事務所Wi-Fi)」、「GR60(本社テラスWi-Fi)」 双方に設定が反映されており、どちらのアクセスポイントでも設定した2つのSSIDで接続できます。
で、2.4Ghzと5Ghzの設定は、SSID毎に設定することが可能です。
例えば、ネットワークタブ(これがSSID)”Cisco Meraki Go Wi-Fi”をタップすると、そのSSIDの詳細(どの端末が繋がっているか等)が表示されます。<図⑥ー3>
右上の”設定”をタップして、SSIDの個別設定のページに移るので、下にスクロール、
”詳細設定>無線周波数の設定”の項目をタップし、このSSIDで利用する無線周波数を選択します。<図⑥ー4>
選択できる設定として、
・デュアルバンド運用
・5GHz帯のみ
・2.4GHz帯のみ
・バンドステアリングを使用したデュアルバンド運用
を選ぶことが出来るようになっており、申し上げたように、SSID毎に設定を変えることも出来ます。
例に挙げた、当方の環境では、
事務業務用の、”Cisco Meraki Go Wi-Fi” はバンドステアリングを使用したデュアルバンド運用
もう1つの、店舗用 ”Cisco Meraki Go SHOP” は古いPOSレジと2.4Gしか対応していないプリンタがあるので2.4GHz帯のみでの運用を行っています。
>それとも全て同じSSIDで、接続端末側で5Ghzを優先して接続して、
>障害物などで5Ghzの接続が弱くなった場合に自動で2.4Ghzに接続するのでしょうか。
>その優先順位も設定できるのでしょうか。
記述いただいたこの機能は、恐らく、”バンドステアリングを使用したデュアルバンド運用”のことだと思います。優先順位はあくまで5GHzが優先で順位の変更は出来ません。
【回答5】
接続台数に関してはあくまで目安として、アクセスポイントが処理できる能力として、25名が2台ずつの使用を想定して50台程度と表記した次第です。
無線で利用する周波数(2.4Ghzか5Ghz)によって、接続数が変わるということはなく、5Ghzだけで50台の接続は可能だと思います。
ただ、無線LANは、ch(周波数帯)を接続する端末で共有しながら通信しますので、1つの周波数帯に多くの端末が接続すれば、通信できる順番が廻ってくるのに時間が掛かり、速度が遅くなる場合もあるかもしれません。