1. はじめに
MSシリーズにおいて、アクセスポートへクライアントを接続するような構成の際に、port isolation 機能を使用することにより、ネットワーク管理者は特定のポート間でトラフィックが送受信されるのを防ぐことができます。スイッチのポートが分離されている場合、MSは当該機能が有効化されたポートから別のポートにレイヤ2トラフィックを送信しません。 本記事では、このport isolationの機能についてご紹介します。
2. ダッシュボードでの設定手順について
- ダッシュボードにてSwitch > Switch ports 選択。
- 各ポートの左側にあるチェックボックスをクリック。
- "Edit" ボタンをクリックして、ポートの編集画面にてPort isolationをEnabledに設定。
※本機能を利用する際、インターネットアクセスを許可しながら、クライアント間の通信をブロックする形になると思いますが、例えば、あるスイッチAのアップリンクポートにも本機能が有効化された際、スイッチAの他のport isolationのポートに接続されているクライアントが、自身のゲートウェイと通信できなくなるため、注意いただければと思います。