Gateway Mode AP及び、Repeater Mode APについて

Seungmin
Meraki Employee

本記事では、Gateway Mode AP及び、Repeater Mode APについてご紹介させていただきます。

 

LANに接続され、インターネットへの経路を持っている場合MRは基本的にGateway Modeとなります。

このModeは、Dashboard上で意図的にRepeater Modeへ設定、Gateway Modeへ設定することはできず、

以下のどちらの場合に当てはまる場合、Gateway ModeからRepeater ModeへFailoverするようになります。

 

・接続されているLANのデフォルトゲートウェイからARP応答がない場合。

・DHCPから有効なIPアドレスが取得できない場合。

 ※条件:周囲にインターネットへアクセスができる他のMRが存在している

 

以下のAPページの一覧から、現在のAPモードを確認することができます。

Wireless >> Access points

Seungmin_0-1622186565288.png

 

 

Gatewayの項目で(self)となっているAPは現在Gateway Modeとなります。

Gatewayの項目で他のAPのホスト名となっているAPは現在Repeater Modeとなります。

 

Access points for the last day.png

 

Gateway Mode APになる想定のMRがRepeater Modeになる場合に対処方法

・APの代わりにPCを接続し、DHCPから正しいIPが取得できるか、Default GWへPing疎通ができるか確認する。

・DHCPから正しいIPアドレスが取得できない場合、DHCPサーバの正常性及設定を確認する

Default GWからARP応答がない場合、Default GWの正常性及設定を確認。

関連URLは以下となりますので、必要に応じてご参照していただければと思います。

[Gateway AP switches to Repeater Mode]

https://documentation.meraki.com/MR/Monitoring_and_Reporting/Gateway_AP_Switches_to_Repeater_Mode