📣 Early Access: クラウド管理モードの Catalyst で VLAN データベースを設定できるようになりました 📣

Matt8
Meraki Employee


Catalyst を Meraki クラウド管理していて下記のようなエラーを経験したことはありますか?

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Combined count of Allowed VLANs and Native VLAN cannot exceed 1000 VLANs
*日本語訳:許可VLANとネイティブVLANの合計数は1000VLANを超えることはできません。


残念ながらこのエラーは、少し面倒な作業が発生するということを表しています。
これはゼロタッチ プロビジョニング (ZTP)を実現するために発生する事象となります。

Catalyst スイッチは、スイッチを接続するとすぐにダッシュボードに到達する可能性を高めるために、事前に VLAN が作成されています。たとえば、Catalyst 9300 は、VLAN 1 ~ 1000 がアクティブな状態で出荷されます。Catalyst 9200 は、VLAN 1 ~ 512 がアクティブな状態で出荷されます。
これはゼロタッチ プロビジョニング (ZTP)の観点から考えると非常に便利な機能です。

しかし、スイッチがオンラインになると、これら全ての VLAN はそのまま残ります。
この 1000 個の VLAN は全て使用されるでしょうか?おそらくされませんよね。

また、C9300 で一度に実行できる VLAN は 1,000 までなので、スイッチで 1000 を超える VLAN を設定しようとすると、Meraki ダッシュボードは、「VLAN 数がすでに上限に達しているため、まず未使用の VLAN の一部を削除してください。」という旨の上記エラーを表示します。

このVLAN数の管理をより簡単にするために Meraki では「VLAN データベース管理」をダッシュ​​ボードに導入しました。 


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何が変わるのでしょうか?

VLAN データベース管理により、以下のことが可能となります!

1台または複数のCatalystスイッチから未使用のVLANを一度に簡単に削除できます。

 

VLANプロファイルを使用してVLAN データベースの整合性を確保し、必要なVLANがスイッチ上で適切にプロビジョニングされていることを確認します。

 

MSスイッチと同じように、すべてのVLANを許可するようにトランクポートを設定し、なおかつ、スイッチ上にアクティブなVLANだけを作成します。

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この新機能を試すにはダッシュボード上 オーガナイゼーション >> 新機能を試す から「VLANデータベース」を有効にしてください。(2025/01/20時点)
詳細はこちらのドキュメントからご確認いただけます。