⚙️ AI-RRM (Radio resource management)

ShigeN
Meraki Employee

日本を含めた地域でもAI-RRMが「新機能を試す」から有効化が可能となりました!

本体はMR-ADVライセンスが必要となりますが、「新機能を試す」にある間は、​MR-ADVライセンスは不要でございます。

 

そのため、無償のトライアルとして、ぜひ機能の有効化をしてみてください。

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AI-RRMは、ワイヤレス→電波設定からご覧になれます。

 

⚙️ AI-RRMの機能:

AI アルゴリズムは、ネットワークの傾向とパターンを学習することでネットワークのパフォーマンスを強化し、時間の経過とともにワイヤレス エンドポイントの動作を改善します。​

 

以下にて、3つの機能を紹介します。

 

1️⃣ AI-RRM

AIを活用した機能が含まれており、過去のデータを使用して意思決定を行います。Ciscoの無線リソース管理機能を活用して、RFネットワークをより効率的に最適化します。​

 

フレキシブル無線割り当て(FRA)​

FRA機能は、2.4 GHz環境での同一チャネル干渉を減少させることが可能です。​

*有効化は、メンテナンス時間中もしくは混雑のない時間帯に実施ください。

 

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2️⃣AI チャネルプランニング​

次の理由で最も影響を受けるチャンネルを避けることができます

  • DFSイベントが頻繁に発生する
  • チャンネルの混雑が頻繁に起こる
  • AFCの低電力規制(屋外の6 GHz AP)

 

このようなイベントが発生すると、チャネルはチャネル回避リストに追加されます。

回避リストに残る期間は、重要度によって異なります

重要度と監視期間については、こちらのリンクからご確認ください

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3️⃣混雑時間帯​

指定された期間中に不要なRF変更を避け、ビジーアワー後に必要な変更を行います。これにより、チャネル変更によるクライアントの切断やローミングを防ぎます。​

 

混雑時間帯 感度​

  • 高: RFの改善が可能な場合はRRMの最適化が行われます。​
  • 中(デフォルト): 高感度よりも頻度が少なくRRMの最適化が行われます。​
  • 低: 最適化は、運用に影響を与える重要な変更のみ行われ、その他の変更は設定された混雑時間帯後まで延期されます。​

 

自動設定

ダッシュボードが混雑時間帯を推奨し、定義します

過去 6 週間のデータを分析して自動的に設定します

 

手動設定

手動でネットワーク管理者が時間を設定します

 

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AI-RRMの詳細は、こちらのドキュメントからご確認ください。

ぜひ、機能をお試しください。