アクセスポイント(AP)の導入は、特にリモート拠点での作業となると、ネットワーク運用チームにとって大きな負担となっていました。これまではAPの発送から設置、設定、動作確認までを一つ一つ手作業で行い、多くの場合は外部業者に委託する必要がありました。
また、「キッティング」は、人手もコストもかかり、AP導入時の準備作業は長らく変わらない課題となっています。
しかし、新機能の「APゼロタッチデプロイメント(ZTD)」は、APの検出・設定・ネットワーク割り当てを自動で実施するため、現場での作業やミスを最小限に抑えることが可能です。
導入作業が大幅に効率化され、担当チームは本来の業務に集中できるようになります。
🗒️ 参考ユースケース:
新規導入
工場出荷状態のAPを現地にそのまま配送し、設置者がネットワークに接続するだけで、APが自動的にダッシュボードに登録されます。ネットワーク割り当てや命名、RFプロファイル、タグなどの設定も一括で適用できるため、従来のような複雑な作業や混乱がなく、短時間で正しい設定でAPを導入できます。
既存APの置き換え
既存のAPを新しいAPに交換する場合でも、ZTDなら設置場所やネットワーク設定(名前やタグ)を自動的に引き継ぐことができます。ワンクリックで設定移行が完了し、手動設定やスタッギング作業、スプレッドシート管理が不要になります。
こちらの機能は、「オーガナイゼーション」から「新機能を試す」に進んでいただき、AP Zero Touch Deploymentを有効化ください。

✅ 参考ドキュメント:
また、APゼロタッチデプロイメントはAPIから全て実行でき、オーガナイゼーション全体のAP展開も一括で管理可能です。
こちらのDevNetのリンクからAPIエンドポイントをご確認ください。
ぜひ、この機会に新機能をお試しください!