「ワイヤレス > 監視 > アクセスポイント」にある「デバイスヘルス」タブでは、アクセスポイントの性能と安定性を評価するための指標を確認できます。

「システムリソース」では、アクセスポイントのCPU負荷とメモリ使用量の履歴を表示します。これらの指標を活用することで、CPUの過剰使用やメモリリーク、アクセスポイントとクラウドやネットワーク間の接続問題によるネットワーク障害を事前にトラブルシューティングできます。

「システムステータス」は、アクセスポイントの現在の消費電力と、有線ポートを介して接続されたPoEの状況をリアルタイムで可視化します。これにより、電力に関連する性能問題を迅速に診断できます。ただし、リアルタイムの消費電力タブは、すべてのAPタイプで利用できるわけではありません。リアルタイムの消費電力プローブがないAPでは、このセクションは空のままとなります。

「電力モード」は、アクセスポイントの過去24時間の電力稼働状況を表示します。この指標を使用することで、アクセスポイントが予期された動作に影響を与える可能性のある低下した電力モードで動作しているかどうかを確認できます。
注意:アクセスポイントがリアルタイムの消費電力機能をサポートしていない場合でも、PoEポートのスイッチページを介して、アクセスポイントの電力を監視できます。

「APの再起動」機能は、アクセスポイントの過去24時間の稼働状況を追跡します。アクセスポイントが計画的または予期せぬリセットを受けた場合、そのイベントがタイムラインに記録されます。これにより、ネットワーク内の不安定性のパターンを認識することが可能です。

本機能の始め方:
- ダッシュボード内の「オーガナイゼーション」から「新機能を試す」へ移動
- 「AP Device Health」の有効化設定をONへ

アクセスポイントの性能と安定性を把握するために、この機能をぜひご活用ください。