ライセンスに関しては、メニュー: Organization > License Info で確認が可能です。
特に権限がNetwork単位などに限定されていなければ見れると思います。
以下、念のためライセンス関連の補足です。
長ったらしいかもしれませんが、顧客の資産管理に影響するので他の方への参考情報も兼ねて記載します。
ライセンスの方式には Co-termination (Co-Term) と Per-Device Licensing (PDL) があるため、
どの方式になっているかを把握するのが良いです。
・Co-Term は大規模展開などで個々のデバイスの導入時期が分かれていても、組織内でライセンス期間が統一されます。
ビジネスにおいてライセンスの更新・管理を行うのは「目的」ではないため、期間を統一して管理を楽にするのが Co-Term の意義です。
・PDL はデバイス単位にライセンスが紐づきます。広く一般的なデバイス単位の考え方なので PDL の方がなじみ深い方が多いと思います。
なお、ライセンス期限が近くなってもPDLの方は通知が来ないのでご注意ください。
デフォルトでは Co-Term になってるはずです。また、一度でもPDLに変換すると二度と Co-Term に戻せないので注意してください。
Co-Term の場合はライセンス期限が統一される都合で計算が複雑なため、
License Calculator を用いて試算が正しいか確認した方が好ましいです。
Using the License Calculator - Cisco Meraki
https://documentation.meraki.com/General_Administration/Licensing/Using_the_License_Calculator
計算式は下記のドキュメントに記載があります。
デバイスとライセンスともにモデル (MX, MS, MR, etc.)が混在していても、
ライセンスの資産価値を元に残期間が更新されるのが特徴だと思います。
The Science behind Licensing Co-Termination - Cisco Meraki
https://documentation.meraki.com/General_Administration/Licensing/Meraki_Co-Termination_Licensing_Ov...
Merakiの中だとライセンスの把握はかなり難しい方なので、
社内の有識者やアカウント営業の方に協力を仰げるのであれば、
試算の目途をつけた段階で一度相談するのが好ましいと思います。(私自身もダブル チェックがないと怖いので。)
そしてCo-Termでのライセンス更新の実作業ですが
License more devices と Renew my Dashboard license があるので登録を間違えないように注意してください。
・License more devices はデバイス枠を 5台 ⇒ 10台 に追加/拡張するイメージです。ライセンス期間が全デバイスで平準化されるので残期間が延びないように見えます。
・Renew my Dashboard license は既存ライセンスを新しいライセンスで上書き/更新するイメージです。
例えば、ライセンスの増減が無ければデバイス枠は 10台 ⇒ 新ライセンス 10台分 のままになります。
もしライセンス更新に合わせて不要デバイスを減らすのであれば、10台 ⇒ 新ライセンス 5台分 のように上書きによって減らせます。