Meraki MVの選定するモデルと、要件に応じて大きく変動するので一元的な予算感は出せないと思います。
私はMVは使ったことがないので主要な要素を調べてみましたが、
検討が必要な要素を社内の関係者で予め議論した上で、代理店などに見積もり依頼を行うのが良いかと存じます。
検討が必要な要素としては下記があると思います。
●Meraki MV本体のモデル
MX72の場合の型番の例: MV72-HW
●Meraki MV Enterpriseライセンス (年間ライセンス)
ライセンスのモデル依存は無しです。
型番は LIC-MV-<年数>YR になります。例: LIC-MV-3YR
必要な年数は十分に検討してください。
最近はコロナや半導体不足の影響で一部ライセンスに値上げの傾向があったので、1年単位で更新するか、必要年数を予め買っておくかが重要な検討要素になると思います。
●オプションのマウント アーム
マウントの仕方によってアームを選ぶ必要があるようです。
参考: https://documentation.meraki.com/MV/Physical_Installation/MV_Mounting_Options_and_Guidelines
●電源供給の確保 (PoE, PoE Injector, 一部モデルは MA-PWR-USB-JP)
基本的にはPoE給電できれば追加コストは不要になりますが、
MV2だと USP Type-C で電源供給する都合で MA-PWR-USB-JP が必要なようです。
●要件次第: MV Cloud Archive (年間ライセンス)
クラウド側に長期間データを保存する場合に必要なライセンスです。
モデルによってライセンスの型番が異なるので留意してください。
要件に応じて任意で購入してください。
●要件次第: Cisco Meraki RMA Only Service
機器の障害だと判定された際に、機器交換を【より迅速に行うため】のサービスです。
大量導入する際は、1台あたりに加算されるRMA Only Serviceのコストがネックになるので、
(RMA Only Serviceは購入はせずに)予備機を何台か用意しておいて、通常のプロセスでRMAを行うケースもあります。
●要件次第: MV Senseライセンス
Meraki MV向けの下記のようなAPIを利用するのに追加のライセンスが必要なようです。
https://developer.cisco.com/meraki/mv-sense/overview/#introduction
MVの第2世代モデルがOrganizationに登録されていると10個のTrialライセンスを取得できるので、
MV Senseの使用有無に関わらず、1台の導入であれば購入検討は不要になると思います。
https://documentation.meraki.com/MV/MV_Smart_Camera_FAQ#How_does_licensing_work.3F
> MV Sense licensing works on a per-camera basis (it does not co-terminate). Each organization (new or old) with second-generation cameras (trials included) should already have ten free MV Sense licenses. These licenses do not expire.
型番: LIC-MV-SEN-<年数>YR
MV本体のモデルは下記のカタログから検討するのが良いかと存じます。
https://meraki.cisco.com/ja-jp/product-collateral/cisco-meraki-solution-brochure/
念のためEoL情報も確認しておくとよいです。
https://documentation.meraki.com/General_Administration/Other_Topics/Meraki_End-of-Life_(EOL)_Produc...